忘れないロックナンバーの決め方と覚え方
TSA認証ロックの番号は、少しの工夫で“覚えやすくて安全な組み合わせ”にできます。万が一忘れてしまってもリセットはできますが、できればその手間は省きたいものですよね。
今回は記憶に残るロックナンバーを作るための5つのステップをご紹介します。

【1】特別な日付を使う
自分だけが知っている日付を使うのがコツ。
• 結婚記念日(例:月+日)
• 子どもの誕生日や誕生年(例:月+日)
• 卒業記念日
ただし注意点もあります。
日付にまつわる個人情報をSNSで公開しないようにしましょう。実際にその日付でロックを開けられることは稀ですが、情報の流出リスク自体が問題。「私に限って・・・」絶対にないとは言い切れませんよ!
詳しくはTSAロックの暗証番号の設定方法をご覧ください。
【2】リズムのある数字パターンを作る
「数字を覚える」のではなく、「パターンで覚える」のがコツ。
• 連続性のある数字:2-4-6-8(リズミカル!)
• 素数の組み合わせ:2-3-5-7
• ラッキーナンバー+誕生日:13+80、88+10
• 簡単な計算式:3515(3×5=15)
• 携帯番号の下4桁
パターンは覚えやすい一方で、「連番」や「繰り返し数字」は避けるのが無難です。
詳しくはTSAロックの暗証番号を忘れたらをご覧ください。
【3】住所の数字を活用する
自分にゆかりのある“住所の数字”も、覚えやすいヒントになります。
• 現住所の番地+誕生日
• 生まれ育った家の番地
• 勤務先のビルの階数や番号
• 郵便番号の数字を逆にしたもの
ただし、ラゲッジタグに住所を載せている場合は避けましょう。番号を特定されやすくなるリスクがあります。
もっと安全にIDを管理したい方は、TSID(スマートIDタグ)の活用もおすすめです。
【4】避けるべき“ありがちな番号”
安全のために、以下のような組み合わせはNG。
• 000、111、123 などの単純な数字
• 自分や家族の生年月日
• 連続した数字や既定の初期設定(000など)
• ラゲッジタグや身分証に書かれた番号
詳しくは使わないほうがいいロック番号一覧をご覧ください。
【5】出発前にテストする
設定した番号は、出発前に必ず動作確認をしましょう。
• 家で設定して開閉をチェック
• スーツケースに詰める前に再テスト
• 番号を紙にメモして、荷物とは別の場所に保管
• スマホの写真で記録しておく(可能なら旅行仲間の端末にも共有)
ほんの一手間で、旅先の“焦りタイム”をゼロにできます。
【まとめ】
良いロックナンバーとは、単なる数字の並びではなく、安心を守ってくれる鍵。自分にとっては意味のある、けれど、他人にはピンとこない日付や、覚えやすい数字パターンを選ぶことで、安全性と覚えやすさ(忘れにくさ)で、一石二鳥の組み合わせを作れますよね。
明日からの旅は、ロックの番号で悩む時間を減らして、もっと“旅そのもの”を楽しみましょう。